2013年7月10日水曜日

小さな生徒さんのお母様へ ~おうちでの練習~

小さな生徒さんのお母様は、ご自宅でどのように練習をさせたらよいのか戸惑っておられると思います。

ここ最近、長男がピアノに興味を持ちだしたので彼がどのようにして練習しているかをご紹介します。

まずは今、本人が最も気に入っている、「ド」しかでてこない4小節の曲をいくつか弾かせます。

「ド」しか出てこないといえども右手で弾くのか、左手で弾くのか、休符(お休み)はどこに出てくるのか、自分で考えさせます。

最初は一小節ずつ、できるようになったら二小節、後半部分も一小節ずつ練習させます。

だんだん慣れてきたら最初から最後までつなげて弾かせます。

(しかしこの4小節続けて弾くというのがなかなか難しいようで苦戦しています。)

次に、マグネット音符を使って5線上の音符の場所を覚える訓練。

真ん中のドはどこ?レは?ミは?・・・と繰り返しさせます。

そしてドミソ、ファラド、ソシレの場所をかたまりで覚え、正しい音程で歌う練習もしています。

同じことを、音符カードを用いてもやっています。

最後に、有名な「かっこう」という曲に挑戦していて、少しずつですが弾けるようになってきました。

こちらの曲も一小節ずつ、まずは片手、できるようになってきたら両手。

「かっこう」は長男にはまだ少し難しいのでこの辺でくたびれてきます。

彼の大好きなプラレールのシールを選ばせ、カードに貼らせておしまいです。

一日だいたい30分間くらいです。

(次男がピアノをさわりにくると練習どころではなくなるので、彼がお昼寝しているときや、義母、主人がるときしかできていないのが現状ですが。)


自ら「練習する」と言ってもやはり自分だけでピアノに向かい続けるのはまだ難しい年齢です。

やはり保護者の方々の手助けがどうしても必要かもしれません。

しかし、手助けといってもそんなに難しいことはなくて、「ママはあなたが頑張っているのをみているよ」ということを示したり、ほんのわずかでも上達したらそのたびに褒めてあげたり、そんな小さなことが大切なのではないかと思います。

私も、一生懸命教えようとするほど長男が「ママは見てるだけでいい!自分でできるから!」と言うので、助けを求められたときだけ助け、少しでも進歩が見られたらとにかく大袈裟に褒めるようにしています。

褒めるととっても嬉しそうな顔をしてくれます。

とにかく焦らず、ゆっくり前に進むのを見守りたいですね。

練習について、大まかに書いたのでもっと詳しく知りたい方はどんどん聞いてくださいね。


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