2013年7月31日水曜日

さようなら小さなレッスン室

明日、ピアノを少し広い部屋に移動します。

今までの小さな部屋でのレッスンも今日でおしまい。



広い部屋に移動したら、ホームコンサート(それでも少人数制にしなきゃならないけれど)もできるようになるし、指導の幅を広げられそうです。

楽しみです。

しかし、今までの部屋といざお別れとなると、少し寂しくなってきました。

まだ息子たちもいない頃、お教室の生徒さんが楽しい気持ちになれるようにと考えてデザインを決めたレースのカーテン。

気に入ってたんだけどな。

長男妊娠して、生まれたら時間もなくなるだろうと思って大きなお腹でピアノ弾いたな。

一日中部屋にこもって録音してCD作ったな。

生まれたら生まれたで、抱っこしながらピアノ弾いたこともあったな。

この家に引っ越してきて初めてこの部屋でレッスンした生徒さん、当時小学1年生。

今その子は6年生。

私より手が大きくなりました。

歳月が流れているのを感じます。

お教室の規模も当時と比べたらだいぶ大きくなり、それにともなって私のお教室に対する思いもどんどん膨らんできています。

明日から、少し広くなったレッスン室で新しい思い出を生徒さんと作っていきます。



2013年7月30日火曜日

長男と二人きりの時間

我が家のてんてこまいを見かねた義母が、次男を連れ帰ってくれました。

今日は長男と二人きり。

考えてみたらこんなことは次男が産まれてから初めてかもしれません。

長男に目いっぱい甘えさせてあげようと心に決めた私。

一緒に料理をしたり、散歩(デート!?)をしたり、ピアノのレッスンをしたり。

↓パンケーキ作り

↓糠漬け作り


息子二人ともいると余裕がなく、きつく接してしまうことが多い。

そして二人が喧嘩したとき私が叱るのはどうしてもお兄ちゃん(長男)であることが多い。

今回の二人きりの穏やかな時間はお互いにとってものすごく貴重でした。

長男、「いつものママと違う」って思っていたはず。笑。







2013年7月29日月曜日

根津栄子先生『チェルニー30番 30の小さな練習曲』

チェルニー30番練習曲。

ピアノを習うこどもたちのほとんどがこの教材を使ってテクニックの習得に励みます。

私も小学生の頃に取り組みました。

しかし、チェルニーと言えば・・・『退屈な指の練習』という印象が。

当時、この曲集を何の楽しいイメージを持つこともなく淡々と練習していた記憶があります。

そんなチェルニーに革命が!

今日は、根津栄子先生の『チェルニー30番 30の小さな物語』の楽譜出版記念セミナーに行ってきました。



表紙を見ただけでとても楽しそうな曲集であることが伝わってきますね。

夢がいっぱい詰め込まれて、ウキウキワクワクするような感覚を覚えます。

中を開いてみても、一つ一つの曲に題名と挿絵がつけられ、イメージがグーンと広がります。

題名に関しては、なんと、根津先生の生徒さんたちが付けられたそうです!

例えば、「リスさんの木の実ひろい」「やまめのおいかけっこ」「ピエロのおてだま」など、可愛くておもしろい。

「やまめの追いかけっこ」は、釣り好きのお父さんに連れられて川に行った生徒さんがみたやまめ。

これが泳いでいるイメージが曲から沸いてきたということです。

「リスさんの木の実ひろい」は、この曲を聴いてみるとわかると思いますが、かたい木の実をコツッコツッとしているイメージなんですね。

実際に生徒さんが考えたというだけあって、日常にある身近なものからイメージを膨らませることができるので、大変魅力的です。

さらに、一つ一つの曲に対する目的・目標(例:指の独立、連打など)が書かれていたり、こどもたちにも読みやすい解説がついていたり、オーケストラの音をイメージしながら弾けるようにと、巻末にその楽器の紹介がされていたり。

単調になりがちなチェルニーの練習曲をあらゆる角度からアプローチし、豊かなイメージを持って弾けるように工夫がなされています。

これは抜粋でいくつかの曲のみですが、「アナリーゼ(楽曲分析)をしてみよう」というページもあり、こどもたちがより楽譜に書かれていることを深く考える、という作業がここでできるようになっています。

この曲集のもう一つのポイントは、チェルニーを弾くために必要な基礎的な指づくりやストレッチ、スケール、アルペジオ、アルベルティバス、ハーモニーや和声、脱力の練習法が具体的に写真や図を使って紹介されているという点です。

セミナーでは曲集には書かれていない、根津先生こだわりのテクニック習得法もご伝授いただき、先生の日々なさっているレッスンが基礎に徹底的こだわっていて、また、それがとても重要であること、先生の指導に対する熱意がものすごく伝わってきました。

私も自分の生徒さんに使えそうなことは早速実践してみます。

ボールを使ったリズム練習や指をグーパーグーパー開いて瞬発力を鍛えるトレーニングなど、生徒さんたちきっと楽しみながら試してくれると思います。


「こどもたちに楽しくピアノを学んで欲しい」という根津先生の想いがたくさん詰まっているこの曲集。

従来のチェルニー、「退屈な指練習」と同じ曲集とは思えません!

私の小学生時代にもこんなチェルニーがあったらもっと楽しく練習できたなぁ。

今のこどもたちがうらやましい!

私もこの曲集使ってチェルニーやり直してみます。笑。







2013年7月26日金曜日

最高の贅沢

次男、マルを書くとき初めて書きはじめと書き終わりが繋がりました。


こんな小さなことも、幼いこどもにとってはすばらしい成長の一歩。

こういった成長の一歩一歩を間近で見ることができたり、その瞬間に立ち会えることは最高の贅沢だということ、いつも心に留めておきたいと思います。

夏休みの息子たちの世話、実はかなり過酷に感じているのですが、このことを忘れずに彼らと接していればきっと乗り越えられる。

そう自分に言い聞かせて過ごします。


2013年7月25日木曜日

上手なピアノとは?よい指導とは?~松田紗依先生のお言葉~

ピティナのコンクールの時期になりました。

この時期私はスタッフとしてコンクール会場に出向きます。

スタッフの仕事をしながら出場するこどもたちの演奏を聴くことがあるのですが、ピティナのコンクールに参加するこどもたち、皆とても上手でびっくりします。

どうしたらあんなふうに難しい曲を弾かせてあげられるんだろう、どんな指導をしていけばいいんだろう・・

年々その思いが強くなり、モヤモヤとする日々が続いていました。

そこで、ロシアン奏法を研究され、たくさんの素晴らしい生徒さんを育てあげていらっしゃる松田紗依先生にその思いをメールで聞いていただきました。

すると、こんなお返事が。

『まず先生が焦らず今できることを見極めてあげて積み重ねていくこと。

その積み重ねの延長に希望があればコンクールです。

小さいときの能力は千差万別です。

なかなかさっと弾けないですよ。

時間がかかります。

そして早く進むが一番良いことというような意識は良くない気がします。

決めつけないように。

競争意識より音楽的にどう弾くかが重要。

そして音楽による人間教育が大切です。

今取り組んでいることで自信をつけさせてあげましょう。

他のことも積極的に取り組めるようになります。

課題曲が今弾けないから上手でないとか能力がないとか、指導がおかしいとかではないですよ。

またゆっくりお話しましょう。』

ハッと気づかされました。

「ピアノが上手」っていうのはどんなことを言うのか。

指を早く動かし、難しい曲を弾けるようになることじゃない。

他の子と比べてどうこうじゃない。

コンクールで結果を残すことじゃない。

心から歌ってどれだけ豊かな音楽性を持って演奏できるか。

そこなんだ。

そしてピアノ(音楽)を学ぶことを通して人間性を養っていくこと。

これが一番の目標なんだと改めて気づかされました。

松田先生に感謝です。




2013年7月24日水曜日

どれを選ぶ?皆と同じもの? ~ビーズカウンターの材料選び~

サマーコンサートで演奏後にビーズカウンター(左右にビーズを移動させて練習回数を数えるもの)の工作教室をしようと思っています。

ピアノの先生仲間に教えていただいた、ビーズカウンター。

私が見本として作ったものをすでにレッスンの際に使用していて、生徒さんたち「早く作りたい!」と楽しみにしてくれています。



さて、その材料となるビーズ、七種類の中から生徒さんたちに好きな色を選んでもらうことにしました。

さっそく皆に希望を取ってみると・・・

小さい生徒さんは皆、自分の気に入った色を直感で選んでくれるのですが、大きい生徒さんほど、他の子がどれにしたかを気にし、自分の好みがどれかよりも友達と一緒のものを選ぶ傾向が。

大きくなるにつれて、周りが「よい」と言っているものがよいものに見えてくるのかな。

自分だけ違うものを選ぶことにちょっと自信がないのかな。

そう考えてみると、日常の中で私自身の中にもそういう意識、ないとは言えないと思えてきました。

周りがこうしてるから、という基準で行動したり物事を決めたり、ときには流行のものに取っついてみたり。

でも、自分の感性、直感で「いいな」と思う物事、それらにもっと自信を持って日々過ごせたほうが自分らしくいられるんじゃないかな。

毎日は小さな選択の連続。

一つ一つの選択を、自分に素直に、そして意思を持っておこなっていきたいですね。

2013年7月22日月曜日

ピアノ教室便り&サマーコンサートプログラム

お教室便り兼サマーコンサートプログラム、週末からお配りしています。




最終段階の印刷で、機械が故障したりインクがうまく出なかったりとアクシデントが起こり手こずってしまいましたが、ようやく完成しました。

今回のプログラムは一人一人自分の似顔絵を描いて、小さな生徒さん以外は皆、自分で曲名も記入してもらいました。

これには私の、『自分で選んだ曲に愛着と責任を持って夏休み中に真剣に取り組んで欲しい』という意図があります。

夏の終わりに開かれるサマーコンサートに向けてピアノの練習に取り組むことで、夏休みを有意義な日々にしてほしいと思います。

生徒さん参加型の手造り感満載プログラム、ぜひご家庭でご覧ください。


2013年7月19日金曜日

野菜の収穫と白い月 ~こどもの柔軟な感性~

長男が神戸の主人の実家に泊まりに行ったので、今日は次男と二人きり。

昼間は暑いので家で過ごし、夕方外へ出て、夕食の準備に使うゴーヤやプチトマトを収穫。


普段はお兄ちゃんにみんな収穫されてしまい、次男が収穫できませんが今日はひとりじめ。

「あかねぇ!きいろねぇ!グリーンねぇ!」

一つ一つをじっくり観察していました。

その後、日が暮れてから散歩に出かけました。

すごく嬉しそう♪

お空や、お花、葉っぱ、車、いろんなものに興味示して、一つ一つに感激していました。


空に浮かぶ白いお月さまをみて、「ママァ、あれなに~?」と叫ぶ次男。

「白い月ねぇ!」と私が答えると、「うん!」ととっても表情豊かに頷いていました。



私が一人で野菜を収穫しても息子ほど嬉しい気持ちにはならないし、白い月を見てあんなに感激しないだろうな。

いや、野菜一つ一つをこんなにじーっと見つめて観察しないし、月が出ていることすら気にかけないかもしれない。

大人になるにつれて、そういうところがどんどん薄れていく。

ちょっと寂しい。

小さなことに気づき、喜びを見出し、当たり前のことを当たり前でないと感じ感謝する心。

忘れないでいたいものです。

そして、こどもたちのこの柔軟な感性を音として表現するための手助けをしていくことが、私たちピアノ指導者の役目だと思っています。



2013年7月18日木曜日

小さな生徒さんの体験レッスン

可愛らしい女の子が体験レッスンに来てくれました。

小さな生徒さんはみな希望に溢れていて本当に初々しい!

初めてのピアノ教室に来て、初めての先生に会って、ドキドキするよね。

ごあいさつ一つするにも緊張しちゃうよね。

でも大きなピアノの前に座って、音を鳴らしてみて、うれしそうにニコっと笑ってくれました。

ミッフィーのピアノ絵本を使って、CDに合わせていくつか音を鳴らしてもらいました。

車のクラクションの音、トランポリン飛んでる音、あひるさんやひよこさん、かめさんが行進している様子・・・。

いろんな音をピアノであらわすことが出来るんだね。

これから一緒に楽しくピアノのレッスン頑張ろうね!

2013年7月16日火曜日

音楽ライター山本美芽先生セミナー開催 ~聴く力・書く力!~

このブログを始めて数ヶ月。

始めた当初は毎日更新する予定など全くなく、無理のない程度に、と思っていました。

始めてみたら意外や意外、書くのがけっこう楽しくてちょこちょこと育児の息抜きに文章を書いていました。

しかし、数週間たったある日主人が発したこの一言。

「そのうち書くの飽きるよ。」

この言葉が私を奮い立たせました。(苦笑)

それからというもの、平日毎日、ちょっと忙しい日も眠る前にパソコンに向かって記事を書いています。

実は自分がわりと負けず嫌いだということに気がつきました。(笑)

さて、そんな私のブログですが、続けてはいるものの、このままでいいの?内容偏ってない?つまらない文ばっかり書いていない?文章読みづらくない?生徒さんのレッスン風景をもっと載せるべき?それともプライバシーがあるからこのままあまり載せないほうがいい?などなど、様々な疑問が頭によぎるようになりました。

しかし、誰にこれを相談すればいい?

相談できる人がいませんでした。

そんなある日、ここ最近私が参加しているいくつかのセミナーの主催者、中西美江先生から、こんなセミナー開催のお知らせが!

『音楽ライター山本美芽先生 聴く力、書く力!』。

数々の本を出版されていらっしゃる山本先生から、前半は音楽を聴く力について、後半は文章を書く力についてのお話が聞けるそうです。

ものすごく興味深いです。

そして、今回の企画、なんとブログについての悩み・質問を事前に美芽先生にお伝えしておけば、当日そのことについて詳しくアドバイスをいただけるようなのです。

私、さっそく山本先生に直接連絡取らせていただきました。

先生からご丁寧にお返事頂戴し、何度かやりとりさせていただくうちに、ブログを通して自分が読者の方々にお伝えしたいこと、少し見えてきた気がします。

これからもう一度、詳しく悩みや質問考えて、ご連絡させていただくつもりです。

今回のこのセミナーの詳細、主催の中西先生のブログに詳しく載っていますのでリンクはらせていただきます。↓
http://www.pocoapoco-piano.com/blog/%E5%B1%B1%E6%9C%AC%E7%BE%8E%E8%8A%BD%E5%85%88%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%81%AF%E3%81%8A%E5%BE%97%E6%84%9F%E6%BA%80%E8%BC%89%E3%81%8B%E3%82%82%EF%BC%81.html




2013年7月12日金曜日

ピアノ教室だより

ピアノ教室だより、来週あたりにお配りします。

今回のおたよりは、サマーコンサートのプログラムを兼ねていますので保管しておいてくださいね。

ひとりひとりに似顔絵を描いてもらい、字の書ける生徒さんには自分で曲目を記入してもらいました。

みんな可愛らしい自分を書いてくれましたよ!

詳細も載せていますので、お手数ですが保護者の方々も目を通してください。

3連休中に原稿完成させて、印刷します。
(印刷機が故障しないことを祈ります。笑)

楽しみにしていてくださいね!


さて、もうすぐ夏休み。

長いお休みを息子たちとどう乗り切ろうか思案中です。

ひとまず巨大なビニールプールを注文したので自宅の駐車場で水泳教室します。

よろしければご一緒にどうぞ!笑

2013年7月11日木曜日

ぴあのがんばりかーど

プリント曲を中心にレッスンしている年長の男の子。

お母様より、「がんばりカードのようなものがあるとさらに意欲が湧くと思うのですが。」というお話をいただいたのでさっそく作ってみました。


汽車の中に、弾けるようになった曲の題名を書くようになっています。

さらにシールを貼ってあげてもよいかもしれません。

女の子バージョンも作ってみますね。

生徒さんが楽しみながらピアノの練習ができるようにいろいろ考えていきます。

保護者の方々からのご要望、もちろん生徒さんご本人のリクエスト、形にしていきたいと思いますので教えてくださいね。

2013年7月10日水曜日

小さな生徒さんのお母様へ ~おうちでの練習~

小さな生徒さんのお母様は、ご自宅でどのように練習をさせたらよいのか戸惑っておられると思います。

ここ最近、長男がピアノに興味を持ちだしたので彼がどのようにして練習しているかをご紹介します。

まずは今、本人が最も気に入っている、「ド」しかでてこない4小節の曲をいくつか弾かせます。

「ド」しか出てこないといえども右手で弾くのか、左手で弾くのか、休符(お休み)はどこに出てくるのか、自分で考えさせます。

最初は一小節ずつ、できるようになったら二小節、後半部分も一小節ずつ練習させます。

だんだん慣れてきたら最初から最後までつなげて弾かせます。

(しかしこの4小節続けて弾くというのがなかなか難しいようで苦戦しています。)

次に、マグネット音符を使って5線上の音符の場所を覚える訓練。

真ん中のドはどこ?レは?ミは?・・・と繰り返しさせます。

そしてドミソ、ファラド、ソシレの場所をかたまりで覚え、正しい音程で歌う練習もしています。

同じことを、音符カードを用いてもやっています。

最後に、有名な「かっこう」という曲に挑戦していて、少しずつですが弾けるようになってきました。

こちらの曲も一小節ずつ、まずは片手、できるようになってきたら両手。

「かっこう」は長男にはまだ少し難しいのでこの辺でくたびれてきます。

彼の大好きなプラレールのシールを選ばせ、カードに貼らせておしまいです。

一日だいたい30分間くらいです。

(次男がピアノをさわりにくると練習どころではなくなるので、彼がお昼寝しているときや、義母、主人がるときしかできていないのが現状ですが。)


自ら「練習する」と言ってもやはり自分だけでピアノに向かい続けるのはまだ難しい年齢です。

やはり保護者の方々の手助けがどうしても必要かもしれません。

しかし、手助けといってもそんなに難しいことはなくて、「ママはあなたが頑張っているのをみているよ」ということを示したり、ほんのわずかでも上達したらそのたびに褒めてあげたり、そんな小さなことが大切なのではないかと思います。

私も、一生懸命教えようとするほど長男が「ママは見てるだけでいい!自分でできるから!」と言うので、助けを求められたときだけ助け、少しでも進歩が見られたらとにかく大袈裟に褒めるようにしています。

褒めるととっても嬉しそうな顔をしてくれます。

とにかく焦らず、ゆっくり前に進むのを見守りたいですね。

練習について、大まかに書いたのでもっと詳しく知りたい方はどんどん聞いてくださいね。


2013年7月9日火曜日

ワークショップ『こどもと電子楽器』

電子楽器と聞いて、皆さんどんな楽器が思い浮かびますか?

七夕の日、長男と生徒さんと一緒に『こどもと電子楽器』というワークショップに行ってきました。

京都駅から大きな赤いバスに乗って、京都女子大へ。
(乗り物好きな長男はこれでもう満足した様子でした。笑。)

ワークショップではまず最初に、ディズニーソングのエレクトーンの演奏があり、会場は楽しい雰囲気に包まれました。

続いて、電子パーカッションを使用して、世界の打楽器の音色を体験しようというコーナー。

黒い部分を叩いたり、撫でたりすると音が鳴ります↓

インドやアフリカ、中国、日本など、様々な国の伝統楽器の音色・リズムを聴くことができました。

特に日本の和太鼓の音色、馴染みのあるあの和太鼓からその音が出ているのではなく、電子楽器からその音が出ているというのはなんだか不思議でした。

本物に引けをとらない迫力のある音色でしたよ。

その後、電子パーカッションの音に合わせてリトミックをしたり、グランドピアノと電子ドラムのアンサンブル演奏を聴いたり、ipodのアプリを使ってみんなで『たなばた』の歌を合唱したり。

そして、最後には最新のシンセサイザーの演奏を聴くことができました。



電子楽器のこと、私はそんなに詳しくないのですが今回のこのワークショップに参加して、その将来性、可能性がとても大きいことを知ることができました。

今後も楽しそうな企画を見つけたらご紹介しますね。








2013年7月8日月曜日

今、私がピアノ教室に力を注ぐ理由

「ピアノ教室頑張るのは、こどもたちがもう少し大きくなってからでいいんじゃない?無理することないよ。」

こんなアドバイスをいただくことがあります。

息子たちは今、2歳と4歳。

一番大変と思われる山は越えたものの、まだまだ手のかかる二人。 

息子たちを最優先に生活するべきだとも思います。

けれど、私が今、ピアノ教室にも力を注ぐ一番の理由。

それは、「生徒さんの『今』も大切にしたい」ということ。

息子たちの『今』と同じくらい、生徒さんの『今』も私にとってはすごく大切。

ピアノ指導は小さいうちの導入期がとっても重要だし、そこでどんな先生に出会ってどんなレッスンをしたかによって、その子のピアノ人生が多からず少なからず変わってくると思うのです。

同じ地域にいくつかあるピアノ教室の中から私の教室を選んで通ってくれている生徒さんたち。

人と人には相性がある中で、生徒さんが(お母様も)私のことを選んでくださった。

その生徒さんたちの『今』を無駄にはできない。

どんどん時は過ぎていってしまうから。

一回一回、最善のレッスンができるように私自身がしっかり学び、目的を明確にして指導していきたいと思います。



2013年7月5日金曜日

七夕 ~季節の行事~

もうすぐ七夕ですね。

長男が幼稚園から笹と飾りを持ち帰ってきたので、飾り付けて玄関に飾りました。

季節を感じます。

日本には四季があり、その季節それぞれに様々な行事がありますね。

それを生徒さんたちが感じられるようなお教室の環境づくりをしたり、日々のレッスンで季節の曲を取り入れたり、イベントの開催など、していきたいと思う今日この頃です。

今はまだ次男が家にずっといるし、子育てにどうしても時間を割かなければなりません。

実行に移すのに時間がかかることもあるけれど、頭の中でいろいろ考え、グルグルしていること、たくさんあり、どんどん溜まっていっているので、できることから実行していきます。

今週末は長男と生徒さんと一緒に七夕コンサートに行ってきます。

以前お知らせいたしましたこちらのコンサートです。

http://www.ongakukyouiku.com/datafiles/extension2013/flyer.pdf

行ってみようかな、と思われている方いらっしゃいましたら、まだお席あるかもしれないのでご連絡くださいね。


2013年7月4日木曜日

毎週末のこと

先日、このブログを読んでくださった方から、「週末ぐらいはご家族でゆっくり過ごされてはどうですか?」とメッセージをいただきました。

確かに、週末レッスンやら外出やらが多い印象になっていますね、このブログ。

読み返してみて私もそう思いました。

その方と何度かやりとりしているうちに、次男が保育園に行っていなくて毎日家で私と過ごしていて、長男も幼稚園から3時過ぎに帰宅するのでなかなかレッスンや外出が自由にできないことをお伝えすると、週末レッスン、外出していることに納得してくださいました。

長男が幼稚園か保育園どちらに行くのか、と考える必要のあったほんの数年前にはまだ生徒さんも数名しかいなくて、私自身もこんなにピアノ指導に自分が一生懸命になるとは思っていなかったのです。

なので、保育園という選択肢は私たち夫婦の中にはありませんでした。

ほぼ迷わず幼稚園を選びました。

それがここ最近の私、何を思ってかピアノ指導をとにかく頑張りたくなって、気がついたらお教室の規模がどんどん大きくなってきました。

こんなことになるのっだったら保育園がよかったかな、次男も「お兄ちゃんと一緒に幼稚園バスに乗りたい」と言っているからこのままだと幼稚園に決定しそうだな、いろいろ頭をよぎりますが、何とかなるさ、の精神で、できるかぎり子育ても仕事も一生懸命頑張ろうと思います。

幸い、主人、そして平日のレッスンの際に神戸から来てくれている義母も、私がピアノ教室しているのには協力的なので力を借りて乗り切ります!

たまには、家族4人でお出かけもしますね。




2013年7月3日水曜日

豊かな感性とピアノ指導者の役目

息子たちと散歩をしました。

こどもって小さなことにも喜びを見つけるプロですね。

スズメが飛んでいるのを見て大はしゃぎで追いかけ、

ちょうちょが飛んでいるのを見て「きれいねぇ!」と叫び、

小さなお花を見つけては鼻を近くに持っていって「いい匂い!」。

こどもの感性はすばらしい。

いろいろなことを感じる心を、ずっと持ち続けてほしいと思います。


そして、そのすばらしい感性を生かした音楽をピアノで表現するための手助け、それが指導者の役目ですね。

感性豊かな生徒さんや息子たちと一緒に、日々頑張りたいと思います。






2013年7月2日火曜日

2歳児のピアノレッスン

2歳7ヶ月になる次男について。

今まで4歳の長男にはピアノに興味を持って欲しくてあれこれ試していましたが、次男にはまだ何もしていませんでした。

むしろ、長男が「ピアノ弾く」と言いレッスン室に向かうと後ろからくっついていって鍵盤をさわり、ややこしいので、ピアノにさわらせないようにしていました。

今日、長男が幼稚園に行っている間に私がピアノの部屋の掃除をしていると次男が部屋に入ってきて、「ピアノ弾くぅ」と言い、椅子によじ登りました。

ふと私も「試してみるか」という気になって、「ド、ド、ド~」と歌いながら2の指で弾き、「トモも弾いてごらん」というと、なんと同じように2の指で同じリズムで、しかもほぼ正しい音程で歌いながら弾くではありませんか!

続いてレ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、高いドまで、同じようにして弾いてくれました。

今まで長男に教えようとするとき、私が「同じように弾いてごらん」と言っても、なかなか素直に聞く耳を持ってくれなくて、「やっぱり我が子に教えるのって難しいな」って思っていたのですが、次男はあっさりとマネしてくれました。

そして、マネできたことが嬉しくてたまらない様子で、「もっと弾くぅ!」を繰り返していました。

今このブログ書いている横でも布団の上でド、ド、ド~、・・・とつぶやいています。

2歳ではまだピアノのレッスンするには早すぎるかと思っていましたが、そんなことはないかもしれません。

2歳児のピアノレッスン、具体的な内容を考えてみます。



2013年7月1日月曜日

褒めてあげること

褒めてあげること。

こどもたちの可能性を広げるのにとても大切なことですね。

目標に向かって、少しでも良くなったり頑張ったりしたら、目いっぱい褒めてあげること。

何かをできるようになることって当たり前のことではなくて、すごいことなんだ。

どんなに小さなことでもすばらしいことなんだ。

ピアノの生徒さんや息子たちと接するとき、いつもこのことを忘れないでたくさん褒めてあげたいと思います。


さて、5月末に種を蒔いた二十日大根を息子たちに収穫してもらいました。

「からいよ!」という私の忠告を押し切って、長男は生のままポリッッ!

やはり辛くてものすごい顔をしていました。(笑)

お味噌汁に入れたら美味しかったです。