2014年1月31日金曜日

3歳は早い? ~ピアノレッスン開始の年齢~

3歳の男の子が体験レッスンに来てくださいました。

昨日の記事にも書きましたが、3歳だと「ピアノの奏法」そのものを学ぶには少し早いのかな、と考えています。

しかし、その前段階として、リズム感を身につけたり、歌を歌ったりしながら音感を養ったり、音に対する感性を磨く、といった事柄は充分にできる年齢です。

時には集中が続かなかったり、気持ちが脱線してしまうこともこの年齢の生徒さんにはありがちです。

けれどもこの点は温かく見守り、「音楽って楽しい!」「ピアノっていいな!」という一番大切な気持ちを持ち続けてもらえるように、楽しい雰囲気でレッスンを進められるよう心がけています。

音楽絵本を用いて、日常にある音(車のクラクションやチャイム、やまびこなど)をピアノで表現したり、ワークブックを使いながら音符に親しんだり、リズムのまねっこ遊びをしたり。

まだ早いかな、と迷われている方、一緒にお子様の「音楽が好き!」という思いをもっともっと引き出してみませんか?

お子様一人ひとりに合った内容でレッスンを進めて参りますのでご安心くださいね。


2014年1月30日木曜日

小学校1年生では遅い? ~ピアノレッスン開始の年齢~

「小学1年生では習い始めるのが遅いかと思うのですが・・・」

お嬢様と一緒に体験レッスンにお越しくださったお母様からこのようなご質問を頂戴いたしました。

決して遅いことはございません。

最近は早期教育が盛んで、実際に0歳児からのピアノレッスンを行なっているお教室もあります。

しかし「ピアノの奏法」をきちんと学ぶこと、理解することができるのは基本的に文字などを書き、認識することができるようになってからだと考えています。

「とにかく早く始めれば上手に弾けるようになる」、というものではないのです。


ただ、絶対音感をつけたいとおっしゃるのならば、小学校1年生からだと少し遅いかもしれません。
(お子様によるのですが。)

しかし有名なピアニストや著名な指導者の中にはこの絶対音感が無い方もたくさんいらっしゃり、これがなくてはピアノが上手に弾けるようにならない、ということは全くございません。

ですので、ご安心ください。

ご本人のヤル気がピアノ上達に繋がりますので、もしお子様が「ピアノ習いたい!」とおっしゃっているのでしたら、年齢に関わらずぜひお問い合わせくださいね。


2014年1月28日火曜日

グループレッスンについて

「グループレッスンではどんなことをしているのですか?」

体験レッスンにお越しいただいた保護者の方からこのようなご質問をいただきました。

私が現在行なっておりますグループレッスン。

主にソルフェージュと呼ばれる分野の勉強を取り入れております。

リズム打ち、メロディー・和音の聴き取り・書き取り、視唱(楽譜を読んで正しい音程で歌えるようにする)などが主な内容です。

これに加え、少し先に進んだ生徒さんたちには初見演奏や伴奏付け、コードネームなども学んでいただいています。

個人レッスンでは主にピアノの奏法を学んでいただくことがメインになっておりますので、それとは少し違った角度からの内容ということになります。
音楽を学ぶこと全体を見て大きく捉えるとすれば共通の事柄なのですが。

これらの勉強をグループ(といっても少人数で3~4名)で行ないます。

生徒さんたちにとっては「おともだちと一緒に学べる」という、個人レッスンにはない楽しみがあるようです。

「グループレッスンを受けていることで、学校の音楽の授業が得意になり好きになったようです」
と保護者の方から嬉しいお言葉もいただいております。

現在のところ、小学生を対象に2クラス実施しておりますが、今後も生徒さんたちのご都合が合えば開講していきたいと思っております。

現在まだグループレッスンご参加されていない方、ご興味おありでしたらぜひご連絡くださいね。


2014年1月26日日曜日

年に2回のミニコンサート開催

お教室では昨年、2回のミニコンサートを開催いたしました。
8月のサマーコンサートと12月のクリスマスコンサートです。
自宅のレッスン室にて、年齢ごとに4部に分かれてのコンサート。
アットホームな雰囲気の中、生徒さんたちが演奏を披露してくれました。

クリスマスコンサートの様子はこちらに記載いたしました↓
http://pianist-sakura.blogspot.jp/2013/12/blog-post_24.html
http://pianist-sakura.blogspot.jp/2013/12/blog-post_9518.html
http://pianist-sakura.blogspot.jp/2013/12/blog-post_5027.html

今後よりよいものを作り上げていきたいと思い、
コンサート終了後にご感想やご意見をお書きいただく用紙をお配りしました。
たくさんの保護者の方々にお書きいただき嬉しく思っております。
よい点は継続し、そうでない点についても貴重なご意見いただいたので次回は改善していこうと思います。

年末に行ないましたクリスマスコンサート、ご家族4人(お父様・お母様・小3男の子・年長男の子)でご参加くださった方からこんなご意見ご感想をいただきました。

承諾を得て、記載させていただきます。


『先日はありがとうございました。
当日、家族全員つまるところはあったものの、最後まで弾くことができました。
親子で弾いている姿もいいものですね。
このコンサートに誘ってくださったのでお父さんも連弾することになり、
家でこどもと練習している姿あ微笑ましかったです。
私(お母様)も息子と連弾することになり、
息子から「一緒に弾こう」と声をかけられる日もあり、
上手に弾けたときは弾き終わった瞬間二人でパチパチ拍手していました。
家族で同じことをするのは楽しいですね。
また、こどものほうが上手というのは(笑)。

次回は男の子の部を編成してあげてください。
高学年の部は両親の参加も少ないと思いますし、
息子が参加しやすいようにしていただけるとありがたいです。
お父さんが小学生のころ、オルガン教室を止めてしまった理由が、
5人くらいのグループレッスンで、「自分以外女の子ばかりで嫌だった」ということです。
男の子がいたら続けていたかもしれないそうです。』


私も前々から「ピアノの教室に通われることがご家族の絆を深めるきっかけになれば」
と思っておりましたので、今回このようなご感想をいただけたのはとても嬉しいことでした。

男の子の部、いいですね!
次回からは編成しようと思います。
そうですよね、女の子がどうしても多くなってしまいますので、
男の子に対する配慮、強化していきます。

この他にもたくさんのご意見ご感想を頂戴しました。
お寄せくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。



2014年1月15日水曜日

2014年度4月からのレッスン時間割♪

2014年度(4月より)のレッスン曜日・時間割をそろそろ考えていこうと思います。

お教室の生徒さんには、ご都合を記入していただく用紙をお配りしています。

もし、このブログをご覧の方で、「この春からピアノを始めようかな」とお考えの方はぜひご連絡くださいね。

プライベートレッスンですので、一日にできるレッスン枠がどうしても限られてきてしまいます。

特に夕方は大変混み合います。

お早めにご連絡いただければご希望に沿った時間帯をお取りすることが可能です。

このブログの上部、コンタクトというところをクリックしていただくと連絡先がご覧いただけます。

よろしくお願いいたします。


質の高いレッスンをご提供できるよう、体制を整えて参ります。




2014年1月8日水曜日

保科陽子著 ピアノの先生の伝え方トレーニング♪

年末年始に読んだ本。

「ピアノの先生の伝え方トレーニング」
保科陽子・著
http://www.amazon.co.jp/dp/4636899342

ピアノ指導者の間で話題になっていた本です。

私たち指導者は、
「音楽の素晴らしさを生徒さんたちに伝えたい、体感してもらいたい」
という思いを持って日々のレッスンに取り組もうとしています。

しかし実際はそういったことの前に、
「生徒さんとのコミュニケーション」の問題が立ちはだかっているのが事実です。

こちら側がいくら熱意を持って指導にあたったところで
生徒さん側にそれを受け入れようとする器がなければ、
その熱意は空回り。

せっかくのレッスンも充実度が半減してしまします。

そう考えると、
生徒さんと良い人間関係・コミュニケーションを図ることはとても重要です。

生徒さんに受け入れてもらえるようなコミュニケーション術を指導者側が身につけ、
実践していく。

これがとても大切で、指導者側の使命でもあります。

良好な人間関係が基盤にあってこそ、指導者が本当に伝えたいこと、
すなわち「音楽の素晴らしさ」を生徒さんに伝えていくことができます。

本書の主人公はピアノ指導暦8年、生徒数30名のゆうこ先生。

ゆうこ先生のところに通っている様々なタイプの生徒さん一人ひとりを事例に、
コーチングのプロコーチである著者が
「こんなタイプの子にはこんなふうに接し方を」
と細やかにわかりやすく解説しています。

私が個人的に印象に残ったのは
『マイペースで極端に進度が遅い』生徒さんへの対応。

「他の子と比べずじっくり見守る」、
ということを前提に、
本人だけでなくお母様へのアプローチの仕方なども書かれています。

以下、少しだけ本文を抜粋させていただきます。

『このタイプは大器晩成型。
成長とともにそれまで内面に隠されていた感性が表に出て、
苦手としていた言語感覚なども発達し、
自分を表現することもできるようになってきます。

すると、ほかのタイプ以上に大成することもあるのです。』

いかがでしょうか。

私たち大人は、つい目先の成果だけに捕われがちです。

しかし、マイペースな性格もその子の個性と考え、
それに合わせた対応、レッスンを行なっていけば、
きっと積み重ねてきたものが花開くときが来る。

長い人生の中で、
いつしか花が開き、
その子の人生を素敵に彩る日がきっと来る。

私はそう信じたいと思います。


話が逸れましたが・・・

ピアノの先生だけでなく、
教育に携わる大人ならどなたでも一読の価値がある本です。

そしてこの本を読むだけでなくて、
こどもたちと接する場でどんどん実践、トレーニングしていくことが、
上手なコミュニケーションを取れるようにするためには必須ですね。








生徒さんからの年賀状やお手紙やプレゼント♪

お正月は皆様からお年賀状をいただきありがとうございました。

可愛らしいお写真や生徒さん直筆のコメント、
中にはプレゼントも一緒にわざわざ自宅まで届けにきてくれた子もいて
とても嬉しかったです。
一つ一つ大切に読ませていただきました。

年賀状に限らず、
生徒さんたちはレッスンの際、
自分で書いたお手紙や手作りのプレゼントを持ってきてくれます。

みんな私の宝物です。

これからも生徒さんたちに親しまれるようなピアノの先生でいたいなぁ!





2014年1月6日月曜日

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

皆様にとって素晴らしい一年となりますように。


昨年はたくさんの方々に勇気やアイデアをいただいて、
充実した一年を送ることができました。

「自分に今できることはなんだろう」と自問自答しながら、
皆様からいただいたヒントをもとに、
日々レッスンを行なって参りました。

そして今年は・・・

これまでに私なりに築きあげたピアノ指導理念を念頭に、
日々のレッスンの質をより良くしていきたいと思っております。

基礎をしっかり学んでいただくことを重視し、
繊細なピアノという楽器からどのようにすれば美しい音を奏でることができるのか、
生徒さん一人ひとりと追求していきたいと考えています。

毎週のレッスンが、
生徒さんの長い人生の宝となるよう、
力を尽くして指導にあたって参ります。

本年もよろしくお願いいたします。