2014年10月24日金曜日

松田紗依先生のレッスン♪                 「生徒を伸ばす!ピアノ教材大研究」♪


先週末、長男のピアノレッスンに行ってきました。

月2回ほど、地下鉄と京阪と叡山電車を乗り継いで、
松田紗依先生のところに通っています。

紗依先生は私が普段生徒さんに使っていただいているテキスト、
「ピアノレッスン」シリーズの著者でもあります。

先生のレッスンはスパルタな感じではなく、
大らかに伸び伸び育てて下さっている印象です。

とはいえ、
「集中するときはする‼︎」
と息子はよく先生に言われながらレッスン受けています。笑。

レッスンが終わった後、
「ピアノ教育は人間教育よ~!」
と先生はおっしゃっていましたが、まさにそのとおり。

いつも
「こどもたちにとって音楽がどのようなものであってほしいのか」
を考えて、
私もレッスンしていきたいと思います。

生徒さんたちそれぞれの良いところを
たくさん引き出して、伸ばしてあげたいと思っています。

さて、下の写真の「生徒を伸ばす!ピアノ教材大研究」という書籍。

少し前に紗依先生が私にプレゼントしてくださいました。

ピアノ指導界の第一線でご活躍されている10人の先生の指導法が
紹介されています。

この中に紗依先生の記事が載っています。

先生がご自分でオリジナル教材を作るに至った経緯、
指導に対する思い、
自ら編み出した指導法についてなど、
興味深いお話が沢山書かれています。

「自分を表現することの素晴らしさ」
を、私は記事を読んで学びました。

レッスン室に置いておきますので、
ご興味おありの方はぜひ読んでみてくださいね。

















2014年10月17日金曜日

日々の生活をクリエイティブに♪

最近は生徒さんのお母様方から
ピアノのこと以外にも、育児について、教育についてなど、
日常生活においてのご相談いただくことが増えてきました。

私が日々感じているのは、
やはり母親の心が良い状態であることが、
こどもの健全な成長には欠かせないのではないか、
ということです。

そこで今回は
私たち母親が日々行なっている
「主婦としての仕事」=「家事」についての記事です。

主婦の仕事、
つまり家事などというものは
収入もないし、
家で一人でやっていると社会との繋がりも感じられず、
やりがいを失うことがありませんか。

おそらくほとんどの方が家族に日々感謝されるわけでもなく、
「家の仕事はママの仕事。
ママがやって当たり前。」
という雰囲気の中で過ごされているのではないでしょうか。

我が家もそうです。

時々、
こちらからお願いすれば手伝ってくれる、
といった程度です。

でも、最近気が付きました。

どうせやらなければならないなら、
家事を楽しくクリエイティブにしていこう、と。

そう、主婦の仕事、家事全般ってものは
考えようによっては実はものすごくクリエイティブ。

いくらでも楽しくできるはず。

本当はワクワクが詰まっている素晴らしい仕事なのです。

私の場合はピアノ教室の仕事もあり、
日々目一杯ではあるけれど、
「限られた時間の中で楽しんじゃおう!」
と考えるようにしています。

例えば料理。
これをアートとして捉えてみませんか。

好きな材料を用意して好きなようにオブジェを作る。

真っ白なキャンバス地に好きな色を使って自由自在に描く。

私はこのように考えるようにしたら、
毎日の料理がとても楽しくなってきましたよ。


私がこういった意識を持って
日常生活を潤ったものにしようとすることは、
家族にも、私自身にも、
そしてピアノ教室にも、
きっと良い影響、変化がある気がしています。

そうなんです、音楽こそ本来とってもクリエイティブなものですから、
私が意識変えて生活していくことで、
教室にも新しい風が吹き、
より良く変わっていけると思っています。

写真は先週末に焼いたカボチャのカップスコーン。

ほのかに甘く、生地に入れた白ワインが香って
幸せな気分になりました。


2014年10月10日金曜日

自発性を養うために♪コンサートの選曲















10月も半ば。

秋晴れにコスモスが映える季節になりましたね。


自宅レッスン室にて開催予定のクリスマスコンサートまで
早くも2ヶ月をきりました。

レッスンの際、生徒さんと共にコンサートの選曲を始めています。

普段のレッスンで使用しているテキストの中から一曲と、
クリスマスソングや生徒さん自身が挑戦してみたい曲、
合わせて2曲を演奏することをご提案しています。

私としては、指導者が曲を決めるのではなくて、
生徒さんご本人の
「前から弾いてみたいと思ってた曲があるねん。」
「こんなイメージの曲弾きたいな。」
「ゆったり流れる感じよりも、スタッカートでピョンピョン跳ねる感じの曲。」
「このクリスマスソング弾いてみたい!」
といった気持ちを大切にしたいと考えています。

ですので、生徒さんと一緒に曲選びをします。

私がいくつかの曲を提案、演奏してみて、
「これがいいな」
「これはちょっと・・・」
など、生徒さんの反応に耳を傾けるようにしています。

自分はどんな雰囲気の曲が好きで、
どういう風にピアノを弾きたいのか。

自ら選曲をすることで自己を発見、
見つめなおす機会にもなりますね。

大人に言われるがままに動くのではなく、
自発的にあれこれ考え、
行動できるような人になってほしいと願っています。

私はピアノ指導者ですが、
彼らに伝えていきたいことは、
ピアノ演奏の技術だけではありません。

こどもたちに
伸び伸び、生き生きと毎日過ごしてほしい。

自分の好きなことを見つけ、
目標に向かって努力する姿勢を身につけてほしい。

このような豊かに生きるうえで大切なことを
皆に伝えていきたいと日頃から思っています。

技術を習得させることだけが
ピアノレッスンの目的ではないと考えています。

ピアノを通して豊かな人間性を養い、
生きていることが素晴らしいと思えるような、
そんな毎日を提案していきたいのです。

クリスマスコンサート、
楽しいときを過ごしていただけるように
準備を進めて参ります。

「こんなことしたい!」など
リクエストがございましたら、ぜひお聞かせ下さいね。



2014年10月3日金曜日

自分を大切に♪

「何の役にも立たないけれど、
人の役にも立たないけれど、
仕事にも繋がらないけれど、
それでも大好きって思えるような、
時間も何もかも忘れて一人で楽しんだり、
没頭できるようなことはある?」

ある方とお話する機会があり、こう聞かれました。

私、その時少し考えたのですが、
答えられませんでした。

気がついてみれば、
いつも息子たちはじめ家族のこと、
そして仕事のこと、
これらで頭がいっぱい。

自分だけのために時間を使うっていう感覚、
いつのまにか忘れかけていたことに気がつきました。

この春次男が幼稚園行くようになってから
少しずつそれを探すようにはしていたのですが、
長男が入院したり、長い夏休みがあり、
また自分は後回し状態。

私だけではなく、
子育てしている方はきっと皆さん同じですよね。

でも、自分を大切にできるか、できないか、
それは、環境のせいでもなく、
他人のせいでもなく、
自分自身の考え方や行動しだいで
いくらでも変えられる。

私は最近こう考えるようになりました。


8月末、大人の方々のサマーコンサートでも、
「自分だけの時間を確保したい。」
と皆さんおっしゃっていました。

お茶しながらこのことについて意見を交わしました。

結論は、
「どんなに忙しくても自分の時間は自分で作ろう。
色々工夫が必要だけど。」


自分だけの時間を確保することに罪悪感など感じる必要はありません。

ときには家族の協力を得てリフレッシュすることも大切なことなのです。

お母さんが笑顔でイキイキしていたらこどもたちだって嬉しいはずです。


「自分を大切にする」
これは簡単なようで意外に難しい場合もあるかもしれません。

けれども、もっと自分を大切に、もっと自分を愛せるように
まずは小さなことから心がけてみてはいかがでしょうか。

自分を大切にし、愛することで、
周りの人をも本気で愛せるようになる。

私はこう考えるようになってから、
実際、家族とも少しずつ上手に接することができるようになってきました。

そして生徒さんたちとも。

考え方次第でこうも変わるものなんだ、
と感じています。


ということで冒頭の質問について。

その後、意識して好きなことを探すようにしました。

私の場合、音楽で言えばジャズ、
それ意外では料理の写真撮影が
お気に入りのリフレッシュ材料になっています。

ジャズの楽譜を開いて弾いてみたり、
CDを引っぱり出してきてかけてみたり、
インターネットラジオも大活躍してくれています。

そして料理写真はプライベートブログに細々とですが載せています。

皆さんもぜひ、ご自分がハッピーになれるような楽しいこと、
探してみてくださいね!


写真は、私が大好きなジャズヴォーカリストKeiko LeeのCD。
聴きすぎて音が飛ぶようになってしまいましたが。。