2024年3月26日火曜日

本年度の振り返り♪











こんにちは。

木幡平尾のピアノ教室です。

3月も残りわずかとなりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。


年度末ということで、今回は一年を簡単に振り返ってみたいと思います。


本年度はコロナウイルスが5類感染症に移行し、教室全体として活動の幅が広がった年になりました。


まず、オンラインで行っていた年二回のミニコンサート、皆で集まり対面でのコンサートに。

(サマーコンサートクリスマスコンサート)


ピティナピアノステップはじめ、外部のイベントにも積極的にご参加いただけるようになりました。


私個人の活動も広がりがありました。

ライヴ伴奏の依頼や、外部での指導の機会に恵まれたりと、アクティブに動くことができました。


そして、「大人のピアノレッスン」をこれまでになく多くの方にご受講いただけるようになりましたのも、一つの変化でした。

たくさんの出会いに恵まれ、感謝いたします。

皆様いつもありがとうございます。


年に二回のミニコンサート(サマーコンサート・クリスマスコンサート)では、日頃の個人レッスンでは見受けられない生徒さんたちの一面を拝見することができ、集団での活動の大切さを改めて実感いたしました。

ピアノを通しておともだちと時と場を共有し、同じワクワク・ドキドキを体験。

皆様に生コンサートの実施をとても喜んでいただくことができました。

オンラインの普及は素晴らしいことだけれども、やはり(特にこどもたちは)対面でその場の空気感を共に味わうことの大切さをひしひしと実感いたしました。

ご協力いただき、本当にありがとうございました。


ピティナピアノステップ等の外部のイベントにつきましても、ここ数年は積極的にご参加をお勧めすることができない状況にあったのですが、本年度は徐々にご案内を増やし、ご参加いただけるようになりました。

教室が閉鎖的な場にならぬよう、これからも外部イベントの告知はしていくつもりです。

教室に通ってくださっている皆様にはその都度お知らせをいたしますので、ご興味持たれた方はぜひご相談ください。


また、大人ピアノレッスンについて、本年度はこれまでになく多くの方からお問い合わせを頂戴し、体験レッスンの実施をいたしました。

そして現在、定期的にレッスンに通っていただくまでに至っています。

お一人お一人、ピアノレッスンご受講の目的はそれぞれで、ご希望のクラシック曲、ゲームや映画の挿入曲、童謡、等を取り入れながら楽しくレッスンを展開しています。

一回のレッスンの中で、前半は基礎教材、後半はお好きな曲、といった具合が多いでしょうか。

そのあたりはご相談に応じますのでご受講ご希望の方はお気軽にお問合せください。

平日の夕方は混み合いますが、平日午前~15時頃まで、土曜、日曜はご希望のレッスン枠をお取りしやすいです。

また、大人の方のレッスンは曜日・お時間は固定でなくても大丈夫ですのでご相談ください。


さて、最後にもう一つ。

日々、ピアノレッスンを行なう中で、保護者の方々から子育てに関するお悩みやご相談をお受けすることがあります。

私自身プライベートで子育てをしていることもあり、共感する部分も多々あり、保護者様と一緒になって一つ一つの課題について考えています。

色々と模索しているときに、熊の子離れの話を知る機会があり、この話を聞いて心動かされるとともに腑に落ちる部分がありましたので、本年度最後のブログ記事の締めに、共有させていただきます。


『熊のお母さんは子熊が成長とともに自分で餌をとったり自活できるように、木登りや食べ物の見つけ方など、生きるすべを教え込みます。

子熊が徐々に木に登れるようになってきたある日のこと。

その日も子熊と母熊はいつも通り一緒に大きな木の元まで歩いていきます。

子熊はだいぶ慣れてきましたのでどんどん木によじ登っていきます。

母熊は心配もありながらその様子を見守っています。

時々、母熊が見守ってくれていることを確認しながらさらに上へと登っていく子熊。

そして一生懸命に夢中になって木の実を収穫します。

たくさん採れたよ!と報告しようと下を向くと、

母熊はいない。


そうです、

子熊の姿を見て、もう大丈夫だ、この子は一人で生きていける、と判断した母熊は、後ろ髪引かれる思いで姿を消したのです。

熊の世界では、こどもに何も告げることなく、ある時突然、母は姿を消すのです。』


いかがでしょうか。

人間と熊、同じようにはならないとしても、このエピソードは何か考えさせられる部分がありました。


こどものため、と言いながらいつまでも大人の意思を押し付けるのはやめ、彼らが自分で考え、行動する力を培えるよう、見守っていく。

そして、時期を見て手放す。


私自身も日々の経験の一つ一つを、ピアノ指導者としての活動にも生かし、人として前進できるよう、努めていきたいと思います。


本年度もありがとうございました。