2014年5月27日火曜日

父の還暦に思うこと♪




先日、東京に住む父が我が家に来てくれたので、
還暦祝いをしました。

私と息子たちはケーキ作りに初挑戦。

愛情たっぷりで喜んでもらえました。笑。


思えば、私が結婚して京都に来たのは24歳のとき。

その頃の私はまだ、
「娘が遠くに行ってしまう」
という両親の寂しい気持ちなんて理解しようとすることすらなく、
自分の新しい生活のことで頭がいっぱいでした。

(まだまだ、こどもすぎましたね。。。)

でも、いつか父がこう言っていたのを、
この頃になって鮮明に思い出します。

「いつも娘がいたはずの部屋の扉を開けても、
もうそこに娘はいない。
いなくなってしばらくの間はものすごく寂しい気持ちになった。」
と。

長い間、大切に育ててくれ、
どんな状況のときにも近づきすぎることなく、
少し離れたところから見守ってくれて、
必要なときには手を差し延べてくれた父。

ピアノのことは全くわからない父ですが、
私がピアノに一生懸命になっているときも、
また、反対に全く弾かなくなってしまったときも、
何も言わずに静かに見守ってくれました。


数年前までわかっていなかった「親の気持ち」が、
私自身も親となり、息子たちを育ててみると、
自分の心と重なって、胸に痛いほどに突き刺さります。

父にとってはこの先もずっと、娘はとても大切な存在。

母と二人で一生懸命育てた大切な娘。

それが、私。

両親と今後のこと、ゆっくり話し合っていきたいと思います。




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