2014年12月19日金曜日

コンクール挑戦で得た成長♪

















先週末、コンクールの本選があり、
生徒さんがご兄弟で参加なさいました。

彼らは大きな舞台で頼もしい姿を見せてくれました。
本当によく頑張りました。

入賞こそ逃してしまいましたが、
本番に至る過程、努力したり、考えたり、あれこれ試行錯誤した経験が、
彼らに入賞以上のものをもたらしたと感じています。

お母様よりご感想のお手紙をいただきましたので
ご紹介させていただきます。
(お母様の許可を得ています)


『先日は二日に渡りありがとうございました。

初めてのコンクール、親子共々ハラハラドキドキでした。
こどもたちがこれまでよりも真剣に取り組んでいたため、
結果にはがっかりした様子で可哀想かなとも思いましたが、
これがあの子たちの実力です。

二人ともミスを恐れるのではなく、
あの舞台に響く音色を出せれば更に良かったかな、と思います。
堅実な演奏を心がけるのはあの子たちの良いところでもありますが。笑。

帰宅してから二人に「どうだったかな?」と尋ねると、
長男は
「入賞できなかったのは残念だったけれど、
頑張って練習したから参加してよかった。」と。
「次回は?」と訊くと、
「曲目によっては出たい」。

次男は
「(表彰式)で名前呼んでもらえなかったから悲しかったから、
またコンクールに出たい。
トロフィーが欲しいから発表会よりもコンクールがいい。」

コンクールに二人とも感化されたようです。
私と主人は、
「入賞以上のものを手に入れたのではないか」と感じました。

これまで何気なくピアノに取り組んでいたこどもたちの意識が
変わるきっかけになりました。

ピアノに限らず、スポーツ、テスト等、
一回限りの場で実力を出す経験は今後必要なので、
その鍛錬にもいい機会なのでは、と思います。

今後は本人たちの希望を聞きながら、
人前で演奏する機会を増やしてあげたいです。

今後もよろしくお願いします。』

音楽に点数がついたり、
賞を取れた、取れなかったと一喜一憂したり、
そのような面のある「コンクール」との関わり方について、
私自身も常に考えることがあり、
生徒さんたちがどのようにこれらと関わっていけば
良い方向に導くことができるのか模索しています。

今回はそれが良い方向に動いたのではないかと感じ、
私自身も初めて生徒さんを参加させたコンクール、
得るものが本当にたくさんありました。












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