2015年12月30日水曜日

本年もありがとうございました。



本年も当ピアノ教室の運営、指導にご理解とご協力いただき、
本当にありがとうございました。

私がこうしてピアノ指導者として活動させていただくことができているのは、
皆さまの温かなお気持ちのおかげです。
感謝の気持ちでいっぱいです。


ひたすら真っすぐ前だけを見て、
日々のレッスンをしていた昨年までとは違い、
本年は、
コーチングを学んだことで、
自分自身の本当に望んでいるものは何なのか、
本当に目指したい場所はどこなのか、
様々なことを模索した1年でもありました。

また、プライベートと仕事のバランス、
息子たちの子育てに関すること、
夫婦のあり方など、
今までの価値観を見直す作業にも取り掛かりました。

自分の中に知らず知らずのうちに染みついている、
当たり前だと思っている価値観が、
実は、
自分自身が本当に望んでいる生き方を邪魔しているような気がして、
世間では当然とされている常識だったり、
そこから生まれた思い込みだったりを
自分の中から取っ払ってみたらどうなるのだろうか、
などと考えていました。
(そして、恐る恐る、少しずつ実践していました。笑。)

私自身の心や頭の中を常に自由に解放しておくことが、
生徒さんや、息子たちと関わる中で必要なのではないだろうか、
と考えてみたり、

音楽には正解や不正解がないはずで、
人の心や感情を自由に表現する手段であるのに
どうして
「それは違う、これも違う」と否定してしまうのだろうか。
果たしてそれは本来の姿なのだろうか、
と考えたり。

昨年までは、
「せっかくレッスンに通ってくれているのだから、
何としても上手になってほしい」
という思いが強くなりすぎて、
生徒さんの望んでいるものを、
私は少し見落としていたかもしれません。

本年はそんな私の一面に、
コーチングが「待った!」をかけてくれました。

こどもを含む、他者との関わり方を学び、
実践していく中で、
今まで気が付かなかった視点から、
生徒さんたちを見ることができるようになっていきました。

もちろん、
基礎的なことを確実に身につけていただきたい思いは強くあり、
そこを不十分なままにしてしまうのは、
私の中で明らかに納得がいかないので、
引き続き時間をかけて徹底していきたいです。

ピアノを弾くこと、
レッスンにお越しいただくことで、
自由や喜び、
表現することの楽しさを感じていただきたい。

世界を広げ、
自己肯定感を高めるひとつのきっかけにしていただきたい。

かけがえのない1度きりの人生を、
自分の大好きな音色で彩っていただきたい。

今はそんな思いでいます。


ピアノレッスンという形で、
生徒さんたちと人生を共有することができる
この仕事を誇りに思い、
加えて、
人としてどう生きていきたいのか、
良く生きるためにはどうしていったらよいのか、
マザーズコーチとして皆さまと一緒に考えていけたら、
と思っています。

微々たる力ではありますが、
少しでも生徒さんたちの心を
前向きにできるのならば、
とても嬉しく思います。


ありがとうございました。

良いお年をお迎えください!













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