2014年8月21日木曜日

グレンツェンピアノコンクール初参加♪



先日、グレンツェンピアノコンクール京都予選に生徒さん3名が挑戦しました。

ここ3年ほど、いくつかのコンクール開催のお知らせを生徒さんや保護者の方々にしているのですが、
「コンクールって敷居が高いイメージで・・・」とか、
「うちの子が出ても恥をかくんじゃないか」とか、
「もう少し弾けるようになってから」とか、
残念ながらそういったお言葉が多く、
なかなか参加に結びついていませんでした。

けれども今回、「参加してみようかな」という生徒さん(と保護者の方)がいらして、
色々相談に乗らせていただいた後、挑戦することを決意されました。

私にとっても指導者として挑む初めてのコンクール。

「一つの目標に向かって真剣に取り組む姿勢」
を大事にして本番に向けてレッスンを重ねてきました。

当日は、本番直前までソワソワしている生徒さんもいましたが、
大きな舞台で堂々と演奏でき、練習の成果を出すことができていたと思います。
それだけでも本当に立派なことで、
本人たちも保護者の方も満足されたご様子でしたが、
嬉しいことに3人とも入賞でき、益々励みになったようです。

審査員の先生による個評の用紙を読んで、私の本音としては、
「この子の、こんなところをもっと評価してほしかった」という部分もありますが、
どんなことが評価の基準になっているのか、
評価されやすいのはどんな演奏なのか、
などが何となくわかり、勉強になりました。

コンクールのあり方について、これまで色々考えることがあり、
参加させることに対する良い点、そうでない点両方あるのに気づいて悩んだこともありました。
けれども今回生徒さんを参加させてみて、
コンクールを上手に活用することで彼らはもっと成長できるのではないかと感じました。

私自身にとっても、学びの多い一日になりました。

年明けに本選があるので、引き続き生徒さんたちと共に頑張ります。
また、今回反省点も沢山あったので、
次回改善できるように指導法をじっくり考えていきたいと思います。

小さな成功体験の積み重ねが、大きな自信へ繋がっていくということを
彼らに身を持って実感してもらえたら嬉しいです。


ご参考までにグレンツェンピアノコンクールホームページはこちらです↓
http://www.glanzen.co.jp/


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