2013年5月31日金曜日

ますこしょうこ先生セミナー ~失敗からの学び~

今ピアノ指導者の間で話題沸騰中の、ますこしょうこ先生のセミナー(大阪)に行ってきました。



なんと、お一人で80人以上の生徒さんを教えていらっしゃるという驚きのピアノ教室運営をなさっている先生です。

約3時間のセミナーの間にそのユーモア溢れるお教室運営について惜しげもなくいろいろとお話してくださいました。

普段のレッスンのこと、保護者の方々との上手なコミュニケーションの取り方・心配り、コンサートや発表会の企画内容、体験レッスンの方法など、すぐに取り入れられそうなことはどんどん実践してみようと思いました。

その中で、先生がいくつか過去の失敗談をお話してくださるところがあり、特に印象に残りました。

失敗から学んだ教訓をいかして、お教室をよりよくしていこうと努力されている様子が伝わってきました。

失敗して初めて気づくことってありますよね。

それによって次どうしたらもっとよくなれるんだろう、と考えることが大切なんですね。

私も日々、「あのときこう答えてあげたらよかったな」、「こうしたらもっとわかりやすく教えてあげられたかな」などレッスンの反省がたくさんあります。

これらのひとつひとつと向き合って、よりよい指導ができるようにしていきたいと思います。

(こういったことは自分の子育てにも共通して言えることですね。)


さて、週末にもう一つセミナーがあるので今度は奈良へ行ってきます。

コーチングを取り入れたピアノレッスンを展開なさっている、保科陽子先生のセミナーです。

コーチングとは、一言でいうと「人を育てるための方法」。

生徒さんを上手に目標達成へ導くことができるように、その方法を探ってきます。

2013年5月30日木曜日

たねをまこう

梅雨ですね。

ジメジメしたお天気がしばらく続きますね。

長男が「はつかダイコン育てたい~!」と言うので種をまいてもらいました。



長男は年中なのですが、幼稚園で年長さんがはつかダイコンを育てているそうで、前から憧れていたようです。

果たしてちゃんと芽を出し、収穫できるまでになるのかわかりませんが20日後が楽しみです。

もう一種類、ブロッコリーのスプラウトの種(こちらは室内にてイチゴパックの中に湿らせたティッシュを敷いてその上にたねをまく)もまきました。

野菜の成長過程を息子たちに見てもらいたくて、最近あれこれ育てています。

ゴーヤ、キュウリ、ミニトマト、ハーブも何種類か植えています。


そういえば、松田紗依先生のピアノレッスン併用曲集1のテキストに『たねをまこう』という曲がありました!

日常の小さな体験が、ピアノを弾くときのイメージをふくらますのによい経験になっているんですね。

できる範囲で私も息子たちに色々なことをさせてやりたいと思います。


さて、明日はセミナーがあり、朝から大阪まで行ってきます。

1人で生徒さん80人以上も教えていらっしゃるという、今、ピアノ指導者の中でものすごく話題の先生のセミナーです。

そのすばらしいお教室運営の秘訣をしっかり学んできたいと思います。



2013年5月29日水曜日

ギロック『こどものためのアルバム』より ウインナーワルツ♪

昨日に引き続き、サマーコンサートに向けて生徒さんが練習している曲のご紹介です。

ギロック『こどものためのアルバム』より、ウインナーワルツです。

ギロック/こどものためのアルバム

演奏会などでとても弾き栄えのするこちらの曲、二年生の生徒さんが一生懸命練習してきてくれました。

サマーコンサートまでに曲想も上手につけて優雅なイメージで弾けるように、レッスンを進めていきます。


音源のちょうど良いのがみつからず、CDの視聴のリンクですが、よろしければお聴きください♪
(他の曲も素敵なものがたくさんありますのでお時間ありましたら聴いてみてくださいね!)

http://www.amazon.co.jp/%E3%82%AE%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF-%E3%81%93%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%83%A0-%E6%95%99%E6%9D%90%E7%94%A8-%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E/dp/B00005GYF3

2013年5月28日火曜日

ささぶねの航海

ささぶねの航海。

平吉毅州『虹のリズム』という曲集に収められている一曲で、サマーコンサートに向けて練習している生徒さんがいます。

ゆったりとした曲想が気持ちをとても穏やかにしてくれます。


動画を見られるようにしておきますので、ささぶねがゆっくりと流れていく様子を思い浮かべながら、ぜひ聴いてみてください。


2013年5月27日月曜日

マグネット音符♪

生徒さんたちに五線上の音符をスラスラ読めるようになってほしくてこんなグッズを購入しました。

五線上にカラフルなマグネットを置いて音符の場所を覚えることができます。

外箱

中身(表)

中身(裏)

さっそくレッスン時に使用、生徒さんによって少しずつ使い方を変えていますが、皆集中して取り組んでくれました。


私は今まで主にバスティンの教材を使ってレッスンを進めていましたが、同じ教材を使っても五線の音符が比較的読めるようになっている生徒さんと、それに苦戦している生徒さんがいます。

音符を読むのが苦手な生徒さんに、今回このマグネット音符でその苦手意識を克服してもらえるよう試みたいと思います!


2013年5月24日金曜日

連弾楽譜製作とジューンベリー収穫

あっという間に金曜日ですね。

今日は、一昨日(22日)のブログにご紹介しました連弾の楽譜、『自分のパートのみでなく相手のパートがどう動いているかもわかる楽譜』を製作し始めました。

生徒さんにおうちの方と一緒に作っていただくとしても、私自身も作っておいた方がよいと思いまして。

作業をし始めたら意外にも止まらなくなり、次男にのり付けを手伝ってもらって(写真を撮ればよかった!)、長男が帰宅するまでの間にだいぶ作業を進めることができました。


ところで、私の家にはジューンベリーという木があって、赤い実が沢山成ったので息子たちに収穫してもらいました。





昨年は気がついたときには実を鳥に食べられてしまいほとんど獲れなかったので、今年は赤く色づいたら即収穫しました。

甘酸っぱくて美味しくて、息子たちも大喜びでした。



明日は土曜日。

たくさんの生徒さんにお越しいただきます。

毎週土曜日は朝から晩までレッスンなので、金曜のうちに朝昼晩の食事の準備をしておき、土曜日は一日レッスンに集中できるようにしています。

毎週末、主人に息子たちの世話を任せてレッスンしているので、食事準備くらいは頑張らねばと思っています。笑。


それでは皆様よい週末をお過ごしください!







2013年5月23日木曜日

綺麗なもの、美しいもの

『綺麗だと思うものを一つ、次のレッスンのとき持ってきてね。』

『美しいと思うものの絵を、おうちで描いてきてね。』

宿題の出し方について、ある指導者の方とお話する機会がありました。

その先生はこんな宿題を生徒さんに出すそうです。


ピアノ指導者の役割として、生徒さんに音符を読めるようになってもらうのはもちろんのことです。

ですが、そこから先を私は指導していきたいと思っています。

綺麗なもの、美しいものをそう感じる心を育て、それをピアノという楽器を使って表現できるようなテクニックを身につけてもらうこと。

ピアノってものすごく繊細で奥が深い楽器なんです。

そのことを少しずつでもレッスンで生徒さんに伝えていけたらと思います。

そのために私自身ももっともっとピアノという楽器について勉強する必要があると思っています。

一緒に頑張りましょう!


2013年5月22日水曜日

連弾の楽譜 ~ご家族のご協力で愛情のこもった楽譜に~

サマーコンサートの向けて、連弾の楽譜を何人かの生徒さんにお渡しました。

連弾の楽譜、ふつう見開きで右ページがPrimo(上パート)、左ページがSecond(下パート)になっています。


しかし、これだと自分のパートの楽譜だけを見てしまいがちです。

もう一方のパートがどう動いているのかも知り、考えて弾くことが大切なので、このように二つのパートを上下に並べた楽譜を作るようにしています。


実はこちら、元の楽譜を縮小コピーして、1段ずつ切って、二つのパートを上下に並べて貼って、修正液で余分な線を消して、またコピーして、となかなか手のかかる作業です。

以前こちらを姉妹の生徒さんとそのお母様が共同作業で作ってくださったことがあったのですが、その姉妹の生徒さん、『ママと作った楽譜』には特別な思い入れがあったようで、その曲をものすごく一生懸命練習してくれました。

私が作るよりも、ご家族に手伝ってもらって楽譜を作ることによりその曲に愛情が沸くのであれば、今後もお願いしたいと思います。

少し大変な作業なんですが、作り方お教えいたしますのでよろしくお願いいたします。

2013年5月21日火曜日

曲のイメージをつかんで弾こう ~ブルグミュラー『やさしい花』~

ピアノを弾くとき、曲のイメージをつかんで弾くことってとても大切です。

ブルグミュラーの『やさしい花』を練習し始めた生徒さんがいて、二人でこの曲のイメージについて『ブルグミュラーの再発見』という本を読みながら話しあいました。


この花はどんな花?何色?大きさは?

一輪差しの花?花束?鉢植え?

庭で?それとも自然の中?

ひっそり咲いている?それともたくさんにぎやかに咲いている?

考えだすときりがありませんが、いろんな花を想像してみてこの曲にぴったりの花を見つけて自分なりにイメージを作りあげることが大切なんですね。

そしてこの曲、右手と左手が対話のようになっています。

どんなお話をしているんだろう?

「あ、こんなところにかわいい花が咲いてる!」

「ほんとだね!」

「あ、あそこにあんなに咲いてる!」

「ほんとだね!かわいいね!」


こうやって音楽にストーリーをつけて弾いてみたら、イメージをふくらませやすいし、何だか楽しくなりますね。

ピティナの音楽事典に音源がありましたので、『やさしい花』ぜひ聴いてみてください♪

http://youtu.be/CqchFNaoIPg













2013年5月20日月曜日

レッスン実習を終えて

週末、先週金曜日にこちらに書きましたピティナのレッスン実習に参加してきました。

実は自分のレッスンを他の先生に見ていただくことなど初めてで、前日の夜からソワソワしておりましたが、当日実習が始まり生徒さんを前にレッスンを始めたら不思議と緊張がスーッと引いていつもの感じでレッスンできました。

私がレッスンさせていただいたのは、あきちゃんという年中の女の子。

レッスンの初めのごあいさつ、「おねがいします」をきちんとすることから始まり、五線紙にト音記号や音符を書いてもらったり、二分音符、四分音符の区別をするためにリズムを叩いてもらったり。

そのあと「ようせいのリボン」「あさのたいそう」を弾いてもらい、イメージをふくらませるために曲についてのお話をしたり、タッチのしかたなど奏法について勉強してもらいました。


レッスンを終えた後、今回のレッスン実習を指導してくださる松田先生からアドバイスをいただきました。

『音符を書かせる際は一つ書けたたびにもっと大げさに褒め、一つ一つに花丸をつけてあげること。』

『二分音符四分音符を教える際は、理屈でなくもっと感覚で教えてよいこと。』

『強弱記号についてはただ「強く」「弱く」ではなくて、例えば「明るい」、「暗い」、「元気」、「悲しい」などもっと表現の幅を広げられるような言葉を付け加えて教えたらよいこと。』

などなど。


そして、特に印象的だったこのお言葉。

『よりよい響きを追求して教えることに対し指導者は決して妥協しないこと。』

これはこれから私がピアノ教室を続けていくにあたってとても重要なテーマだと思いました。





2013年5月17日金曜日

ピアノレッスン実習に参加してきます

こんばんは。

あっという間に金曜日。今週も終わりですね。

さて、週末私はピティナ(全日本ピアノ指導協会)の『ピアノレッスン実習』に参加してきます。

以前にもこちらに書きましたが、これは実習生(私)が生徒さんにレッスンをし、それをベテラン指導者(松田紗依先生)に見ていただきアドバイスをいただくというものです。

私は今回導入の生徒さん(年中さん)のレッスンをさせていただきます。

生徒さんは松田先生のほうで手配してくださるとのことで、私とは初対面の生徒さんです。

曲目は私が最近レッスンで導入している松田先生著『ピアノレッスン』シリーズの中の『ようせいのリボン』と『あさのたいそう』です。

それぞれたった4小節のこの二曲を15分間という持ち時間の中でどう指導しようか、今日は子守の合間に指導案作りをしていました。

教えたい内容をいざ文章にして書き出してみると、短い曲なのにこんなにたくさん教えることがあったんだ、と思うほどたくさん出てきて自分でも驚きました。

普段松田先生のところで学んでいる奏法に基づいた内容はもちろん、音符を読むことに興味を持ってもらうための遊びを取り入れたり、曲のイメージをふくらませるための問いかけなども考えて書き上げました。

指導案の最後には、松田先生にご相談したい日頃のレッスンでの悩み事なんかも書き出しておきました。

私の他にも二名の先生がレッスン実習をなさるそうで、その先生方のレッスンも見学させていただきます。

他の先生のレッスンを見学させていただく機会も滅多にないので楽しみです。

たくさん学びとってきて、お教室の生徒さんとのレッスンに生かしていきます。



2013年5月16日木曜日

小さな生徒さんの選曲 ~サマーコンサート~

4月からお教室に通う4歳の生徒さんのお母様より、

「サマーコンサートにうちの子は出られるのでしょうか?。ピアノでまだ何も弾けないのですが。」

とご質問いただきました。

大丈夫です。出られますよ!

ドの場所さえ覚えれば弾ける曲がこちらの楽譜に。

『ぴあの どりーむ 幼児版』


『みんなのオルガンピアノの本1』


五線譜が読めなくても手を置く場所と指番号さえわかれば弾ける曲がこちらに。

バスティン 『プレリーディング曲集』


こちらの『ミッフィーのピアノ絵本』に出てくる曲をCDに合わせて演奏するのもよいですね。



こちらに出てくる曲も、音を二つ覚えれば後は素敵な伴奏(私が弾くか、お母様に弾いていただくかどちらでもかまいません)にのって弾くことができます。

松田紗依先生著 『ピアノレッスン1-a』


小さな生徒さんの成長はとても早いので、今から約三ヶ月後のサマーコンサートまでに立派に弾けるようになると思いますよ!

(サマーコンサート詳細は決まり次第、保護者の方々にお知らせいたしますので今しばらくお待ちください。)



2013年5月15日水曜日

レッスングッズ

私が最近、導入(就学前の生徒さん)のレッスンでよく使っているこちらのグッズ。



以前、江口メソッドという教材を使用している知り合いの先生にいただきました。

黒い鍵盤とドレミファソラシドのイラスト部分はマジックテープになっていて剥がすことができます。




剥がした黒い鍵盤やイラストを本物のピアノの鍵盤上に置いてみたり、

五線ノートに書いた音符の上にイラストをのせたり、

台紙の正しい場所にこれらを戻したり。



このようなグッズがあると小さな生徒さんは目を輝かせて取っついてきてくれます。

楽しみながらこうしていろんなことを覚えられるレッスングッズ、他にも何かよいものがないか探してみますね。






2013年5月14日火曜日

サマーコンサートに向けて

サマーコンサートを夏の終わりに開催する予定です。

(場所は私の自宅のレッスンルームです。それまでに広い部屋にレッスンルームを移動できればと思っています。)

クラシックでもポピュラーでもジャズでも、また、ソロでも連弾でもアンサンブルでも、何でもアリのコンサート。

生徒さんたちにはそれぞれ好きな曲を弾いてもらいたいと思います。

選曲を基本的に生徒さん本人にお任せして、自分が何を弾きたいのか、どんな曲に興味があるのか、主体的に考える良い機会にしてもらうつもりです。

また、選曲した後のレッスンについても、「ここのところは自分はこう弾きたい」、「この曲のイメージはこうなんだ」、など、生徒さん自身がその曲について主体的に考えることができるようなレッスンにしてみたいと思います。

ピアノのレッスンは、ともすれば受け身になりがちですが、そうではなくて自分で考えて曲を作りあげる力をつけていってほしいと思っています。

2013年5月13日月曜日

生徒さんのお母様とのコミュニケーション

お昼過ぎ、中学生の生徒さんのお母様が自宅にいらしてくださり、お茶を飲みながらゆっくりお話させていただきました。

その生徒さんのご家庭での日頃の練習の様子、ピアノ以外の様子、そしてお母様のピアノレッスンに対する思い、他にもいろいろなお話をうかがうことができました。

小さな生徒さんはレッスンにお母様が付き添ってくださったり、送り迎えをしてくださったりするのでお話をする機会が比較的あるのですが、生徒さんの年齢が上がるに連れお母様とコミュニケーションをとらせていただく機会が少なくなってしまっているのが事実です。

年に何度かレッスン参観日などを設け、保護者の方々にレッスンの様子を見学していただいたりお話する機会を設けさせていただいてはどうかと考えております。

そういった保護者の方々とのコミュニケーションがよりよいレッスンに繋がっていくのではないかと。


さて、昨日は母の日でしたね。

我が家は両家の母に、お花と、こどもたちの写真をフォトブックにしてプレゼントしました。

フォトブックはこちらのものです。

http://tolot.com/

よろしければ来月の父の日など、フォトブック贈られてはいかがでしょう。






2013年5月10日金曜日

受講証書

ピティナ(全日本ピアノ指導者協会)より、届きました。



ピティナ主催のセミナーを受け、提出したレポートが10回を超えましたよ、という受講証書。

ピティナ主催のセミナーは毎回レポートを提出することになっていて、受講するたびに講師の先生の言葉を一言も逃すまいと気合が入ります。


最近、勉強することが楽しくてあちこちのセミナーに出かけるたびにワクワクして学生時代に戻った気分になります。

セミナーの内容から刺激をもらうことはもちろんですが、受講しにいらしている他の熱心な指導者の方々から学ぶことも大変多いです。

皆さん本当に意識が高くて、研究熱心で、見習いたいところが数え切れないほどあります。

私も新しいことをどんどん吸収して、いつも新鮮なレッスンを生徒さんたちに提供できるようにしていきたいと思っています。


さて、先日から東京の両親が車で来てくれていて、道中、浜松のインターチェンジでこんな源氏パイを買ってきてくれました。


さすが楽器産業のさかんな街、浜松ですね。


それでは、皆様よい週末をお過ごしください。








2013年5月9日木曜日

譜読みをスムーズにできるように

譜読みをスムーズにできるようにすることの重要性を感じている今日この頃です。

そこで、最近のレッスンで度々登場しているこちらのカード。

バスティンのレッスングッズ、フラッシュカードです。


(写真はほんの一部です。いろいろな音のカードがあります。)

小さな生徒さんから大人の生徒さんまで、5線に書かれた音符を瞬時に答えられるようにこちらを使って訓練しています。

訓練といってもそんな厳しいものではなくて、ゲーム感覚で楽しみながら取り組んでもらっています。

何か曲を弾くときに一音一音数えなければ読めなかったり、数えることすら面倒で譜読みを躊躇してしまっては先へ進むことが難しくなってしまいます。

そこで、音符を図形として捉え、瞬時に譜読みができるように繰り返し訓練し、数をこなしていくことが大切ではないかと思います。

譜読みが自分でスラスラできるようになれば、ピアノを弾くのがもっと楽しくなってお家での練習も意欲的にできるようになるのではないでしょうか。



さて、話は変わりますが。

今日は長男の幼稚園の参観でした。

皆で音楽に合わせてスキップする場面があったのですが、男の子より女の子のほうが圧倒的に上手な子が多くておもしろいものだと思いました。

我が息子もまだできないので家でも練習させます。笑。



2013年5月8日水曜日

4歳の生徒さん初レッスンの内容

今月からお教室に通ってくださることになりました4歳の生徒さんの初レッスンをゴールデンウイーク中に行ないました。

まずは洗面所で手洗いをしてもらい、大はりきりで階段を上って二階のレッスン室へ。

さっそくピアノの前に座って嬉しそうにしてくれました。


バスティンピアノパーティーを使って、


動物の鳴き声をもとに高い音・真ん中の音・低い音の弾き比べ。

メロディーを聴かせ、高い音で弾いていたか低い音で弾いていたか、音がだんだん上がっている曲だったか、下がっている曲だったかのクイズ。

次に5線ノートを使って、ト音記号とドレミファソラシドの音符を見本を見ながら書いてもらいました。



その後、松田紗依先生メソッドを使って交互奏(右手と左手を交互に使って演奏する)をしてもらったり、『眠り姫』の物語をもとに作られた曲を弾いてもらいました。





そしてお家で取り組んで欲しいと思い、まずは知っている曲、「ぶんぶんぶん」のプリントを渡しました。

こちらはバスティンのプレリーディング集(まだ5線を読めない子でも指番号とリズムさえ覚えれば弾ける)のものです。


終わりに、出席カードに好きなシールを貼ってもらい、お家で練習した時間を記入するカレンダー、お月謝袋を何種類もある中から選んでもらいました。

30分という時間、あっという間に過ぎてしましました。


生徒さんのこれからの成長が本当に楽しみです!

いろいろな角度からアプローチをして、生徒さん一人一人の能力を最大限に引き出せるように工夫していきたいです。


2013年5月7日火曜日

ゴールデンウイーク

ゴールデンウイーク、皆様それぞれ楽しい時間を過ごされたことと思います。

私は連休中も毎日生徒さんのレッスンをさせていただきましたが、その合間にプライベートの時間も過ごしました。

息子たちと公園で遊んだり。


野菜の苗を植えたり。


パンを焼いたり。


バスティン研究会のお仕事(本年度の会計担当をしております)も少ししました。

それから、作ってみようと思っていた音符カードを作りました。



カード一枚につき音符が一つだけ書いてあるカード(バスティンフラッシュカード)は市販のものを以前から使用していましたが、楽譜を読むのにいくつかの音をひといきで読めるようになってほしいと思い、ひとまず三つずつ音符を書いたカードを作りました。

今日、小学校高学年の生徒さんのレッスンでさっそく使ってみましたが、音符三つを瞬時にパパっと読むのはなかなか難しいようです。

繰り返し読む練習をしたら次第に慣れて読めるようになると思います。




2013年5月2日木曜日

生徒さんのお声

明日からゴールデンウイーク後半が始まりますね。

皆様ご予定はお決まりですか?

お天気も良くなりそうですし、楽しい休暇をお過ごしください!

さて、用紙をお配りしてご記入いただいたお教室に対する『生徒さんのお声』ですが、申し訳ございません、当初記載を予定しておりましたピティナのお教室紹介にはこうして指導者が自分でコメントを集めても記載してもらえないようで、かわりにこのブログに記載させていただくことにしました。

メッセージ、ブログ、コンタクトの横に新たに『生徒さんのお声』のページを作りました。

今後、ピアノ教室をお探しの方々に読んでいただけたらと思っています。

ご協力いただいた生徒さん、保護者の方々、ありがとうございます!


2013年5月1日水曜日

コードネームでひいちゃおう

以前にもブログに載せましたこちらのテキスト。


『コードネームでひいちゃおう』 

このテキストの著者、折田信枝先生のセミナーに行ってきました。

コードネーム、皆様ご存知でしょうか?

コードネームとはアルファベットで示された和音の名前のことです。

CDEFGABCを使って、例えばC・Cm・C7・Cdimなど、ポピュラーソングの楽譜などによく書かれているのですが見たことはありませんでしょうか。

これらの記号によって示される和音のバリエーションを覚えておくと、自分の好きなメロディーや日常生活で耳にする旋律に自由に伴奏をつけることができるようになります。

さらには自分流にアレンジしたり弾き語りなんかもできてしまうんです。

魅力的でしょう!?

このコードネームを幼少のころから習得するために作られたのがこのテキスト。

ハ長調ハウスのお母さんの和音(C)、お父さんの和音(G・G7)など、和音をこどもが親しみやすいものに見立てて説明がなされています。


生徒さんたちにコードネームの勉強もぜひしてもらいたいと思いました。

グループレッスンにご参加いただいている生徒さんは今後そこで取り入れることができると思います。

個人レッスンのみの生徒さんにもコードネーム知ってもらいたいのでどのように取り入れていくのか、考えてみます。

あれこれ教えたいことがたくさんありすぎて、30分レッスンではやり切れないなぁ、と思い始めています。笑。