2013年1月31日木曜日

松田紗依著『ピアノレッスン』シリーズ

松田紗依著『ピアノレッスンシリーズ』を使用しています。

このテキストは松田先生ご自身が初心者の指導に戸惑いを感じておられたときに出会われた、
『ロシアン奏法』に基づいて作られたメソッドです。

『ロシアン奏法』というと何だか難しそうに聞こえるかもしれませんが、
私が松田先生のレッスンや研究会に参加させていただいて感じているのは、
『とてもシンプルな奏法』だということです。

ピアノを学び始めて最初の一音を弾くときから、
美しい音色、美しい響きを求め、
無駄な力や動きのない自然な奏法を身につける、
ということ重点がおかれています。

私自身、幼いころからピアノのレッスンを受けてきましたが、
一音一音をどのように弾いたらよいのかを追求する、
というような指導を受けたことがありませんでした。

しかし、自分には何が足りないのかよくわからず、
何をどう勉強していけばよいのかわからないまま音楽大学を卒業し、
指導を続けておりました。

知人の紹介で松田先生のこの指導法に出会ったとき、
「これだ!このメソッドを自ら勉強して生徒たちに伝えていこう。」
と決心しました。

松田先生のところには、大学教授までもが
「幼いこどもにどう指導をしたらよいのか」
と相談に来られるそうです。

(大学教授は学生に難しい曲を教えることには慣れているけれども、
右も左もわからないような幼いこどもには何をどう教えたらよいのか戸惑ってしまうのですね。)


こどもたちが無理なく楽しく学べるように、
そして確実にテクニックの習得ができるように、
そんな松田先生の思いが込められたすばらしい教本だと思います。


 
松田紗依オフィシャルサイトはこちらです。

http://www.oto-no-atelier.com/

各種教材の紹介はworkをクリックするとご覧いただけます。


2013年1月27日日曜日

みんなで演奏会へ



生徒さんたちを連れて演奏会に行ってきました。


こども八人連れて地下鉄乗るなんて、初めてでした。

お友達とお出かけできることが嬉しいようで、出発時から皆ルンルンなのが伝わってきました。


演奏会は、まずお人形のような素敵なドレスを着たピアニストに皆釘づけ!
「あんなふうになりたい!」と憧れのまなざしで見つめていました。

演奏する曲にまつわる話をこどもたちの興味をそそるような語り方で解説してくれたのもとてもよかったです。

「エリーゼのために」の前にベートーベンの恋のお話。

ドビュッシーの「西風の見たもの」では印象派の音楽がまるで絵画を描くようにして作られている、というお話。

「展覧会の絵」では、寒いロシアまでキエフの門を実際に見に行ったときの感動的なお話。


ただ演奏を聴く、というのではなくこのように楽しい解説つきだとこどもたちの興味も倍増したように思います。

解説の後のすばらしい演奏にも皆圧倒されていました。


今回のようにまた生徒さんたちを演奏会などにぜひ連れていきたいと思っています。

こんなコンサートに興味がある、などご意見ございましたらご連絡くださいね。

2013年1月25日金曜日

ブログ開設のご挨拶

こんにちは。


『ピアノ講師の日記帳』へお越しいただきありがとうございます。

指導者として常に向上心を持ち続け、よりよい教室運営をしていくために、また皆様のお役に立てるような情報を発信していきたいという思いからこのたびブログを開設することに致しました。

ピアノのこと、音楽のことはもちろん、子育てのアイデア、世の中の出来事、など思うままに綴っていこうと思います。

皆様からのご意見、ご要望もいただけたらたら大変嬉しく思います。

どうぞよろしくお願い致します。