旭堂楽器店の調律師さんをお呼びして、
「ピアノの音ってどういうふうにして鳴っているの?」
「ピアノの中っていったいどうなっているの?」
など様々な疑問にお答えいただきました。
それぞれの部の生徒さんの年齢に合わせて、とてもわかりやすいお話、生徒さんたちも興味深々に聞き入っていました。
普段は触れることのできない、ピアノの中にあるハンマーや弦、響板などに触れさせてもらって、
貴重な体験ができたのではないかと思います。
ピアノのハンマーって羊の毛で作られているんですね!
ピアノって8000個もの部品によって作られているんですね!
鹿の皮も部品の一部に使われているんですね!
小学生以上の部では、ペダルの仕組みや、調律師のお仕事についてのお話も伺うことができ、生徒さんたちの日ごろのピアノレッスンに密接していること、生徒さんが悩んでいることにリンクしたお話を伺うことができたのではないでしょうか。
そして、私が個人的に一番印象的だったのは、
『こんなにたくさんの部品が作用し合って、繊細な音が作られる』
という点です。
弾く人の心が、この精密で繊細なピアノという楽器を通して表現されるのだと思うと、
「なんて素敵な世界なんだろう」と。
奥の深い『音の世界』、『ピアノの世界』に益々興味が沸きました。
今回のイベントが、生徒さんたちがただ何となく指を動かし楽譜に書かれているドレミを弾くのではなく、
「どんな音で弾きたいのか」
「ピアノの音で何を表現したいのか」
そんなことを考えるきっかけになってもらえたとしたら、嬉しいです。
調律師さんにお配りいただいたミニピアノのペーパークラフト、皆様作ってみられましたか?
小さくてとっても可愛いピアノですね(笑)
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