こんばんは。
だいぶ春めいた陽気になってきましたね。
そんな中、ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲説明会に行ってきました。
この参加要項の表紙にも書かれているとおり、四期が学べるピアノコンクールです。
クラシック音楽は主に時代ごとに四期に分類されています。
1.バロック時代・・・(17世紀初頭から18世紀半ば)
この時代にはまだピアノは存在せず、チェンバロやクラビコード、オルガンなどが使われていました。この時代の作品は主に教会で演奏されることが多かったようです。
代表的な作曲家はバッハやヘンデルなどがあげられます。
2.古典派の時代・・・(1730年代から1810年代)
ピアノフォルテ(現在のピアノ)が発明され、表現できる音の幅(バロックの楽器では出せなかった弱い音と強い音)がだいぶ広がりました。
モーツァルトやベートーベン、ハイドンなどがこの時代の作曲家です。
3.ロマン派の時代・・・(19世紀)
古典派で重視されていた音楽の形式にとらわれず、ショパンの作品のような自由な形式の音楽が作曲されました。またドビュッシーなどに代表されるフランス音楽では絵画的な要素を含んだ楽曲が作られるようになりました。
4.近・現代・・・(1950年以降)
無調の音楽が書かれるようになりました。滝廉太郎や山田耕作などは日本を代表するこの時代の作曲家です。
バスティンもこの時代にあたります。
(ものすごく大雑把にご説明しました。足りない点が多いので詳しく知りたい方はご連絡くださいね。)
これら全ての時代の中から課題曲が選曲されていて、参加者はさらにその中から自分に合った曲を選ぶということになっています。
説明会では審査員も務められている石黒加須美先生先生・美有先生が、課題曲一曲一曲のポイントを話してくださったほか、予選通過に不可欠な要素や選曲の仕方、当日までの練習計画の立て方、生徒さんや保護者の方々への声かけのしかたなど、わかりやすくお話してくださいました。
今年のコンペに生徒さんが参加するかどうかは別としても、日々指導をするうえで役に立つことをたくさん教わってきたのでさっそくレッスンに生かしていきたいです。
ピティナピアノコンペティション、ご興味お持ちの方はぜひご連絡くださいね。
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