2014年5月27日火曜日

父の還暦に思うこと♪




先日、東京に住む父が我が家に来てくれたので、
還暦祝いをしました。

私と息子たちはケーキ作りに初挑戦。

愛情たっぷりで喜んでもらえました。笑。


思えば、私が結婚して京都に来たのは24歳のとき。

その頃の私はまだ、
「娘が遠くに行ってしまう」
という両親の寂しい気持ちなんて理解しようとすることすらなく、
自分の新しい生活のことで頭がいっぱいでした。

(まだまだ、こどもすぎましたね。。。)

でも、いつか父がこう言っていたのを、
この頃になって鮮明に思い出します。

「いつも娘がいたはずの部屋の扉を開けても、
もうそこに娘はいない。
いなくなってしばらくの間はものすごく寂しい気持ちになった。」
と。

長い間、大切に育ててくれ、
どんな状況のときにも近づきすぎることなく、
少し離れたところから見守ってくれて、
必要なときには手を差し延べてくれた父。

ピアノのことは全くわからない父ですが、
私がピアノに一生懸命になっているときも、
また、反対に全く弾かなくなってしまったときも、
何も言わずに静かに見守ってくれました。


数年前までわかっていなかった「親の気持ち」が、
私自身も親となり、息子たちを育ててみると、
自分の心と重なって、胸に痛いほどに突き刺さります。

父にとってはこの先もずっと、娘はとても大切な存在。

母と二人で一生懸命育てた大切な娘。

それが、私。

両親と今後のこと、ゆっくり話し合っていきたいと思います。




2014年5月22日木曜日

もっと高いところへ♪















過ごしやすい気候が続いていますね。

自宅のジューンベリーの実がなりました。
息子たちが収穫をしてくれましたよ。


さて、だいぶ前なのですが、
「どうせ悩むならもっと高いところで悩もうよ。」
って、ある大切な人から言われたことがあるんです。

小さいことでクヨクヨしたり、
狭い世界でこじんまりと物事を考えている自分が顔を出したときに、
いつもその言葉を思い返すようにしています。

でも、「もっと高いところ」って一体どんなところなんでしょうね。

おそらくそこはまだ私の知らない場所、
まだ見たことのない地平なんだろうな。

せっかく生きるなら、
もっと高いところへ行く自分を見てみたい。

まだ見ぬ力を発揮している自分を見てみたい。

そんなことを思いながら、
今後の自分の行く先を考え、
日々を過ごしています。

今月も4名の新しい生徒さんとの出会いがありました。

一人ひとりの可能性を引き出せるようなレッスン、
個々の目的、目標に合ったレッスンを
心がけていきたいと思います。

生徒さんたちにもたくさんの未来や希望が詰まっているから、
それを開花させることができるように。

大切な芽を摘んでしまうことのないよう、
大らかな心で接していきたいと思っています。









2014年5月16日金曜日

お母様方へ♪

お母様方から子育てに関する様々なご相談をいただきます。

「自分の子に、もっと上手に関わってあげたい。
でもつい余計なことを言ってしまったり、時間を作ってやれなかったり・・・。」

「練習をまったくしようとしません。それでもピアノを続ける意味はあるんでしょうか?」

「もっと高い目標を持ってピアノに取り組んでほしいんですが、
本人今の現状に満足してしまっています。」

私自身も共感させていただくことが多々あり、
自分の過去を振り返ったり、
またそのときに母親はどんな思いだったのだろう、と考えたり、
現在の息子たちとの関わりを反省しながら
お話伺わせていただいています。

こういったことってなかなか人に打ち明けられなかったり、
一人で悶々と思い悩んでいることがあるのかもしれません。

もっと気軽にこれらを話せるような環境があれば、
私たち母親ももっと気持ちを楽にして我が子と関わることができるのではないか、
そう思っています。

悩みを共有して、一緒に解決していけるような、
そういう場があったらいいなって。

7月に開催予定のサマーコンサート。
今回はコンサート終了後に保護者の方々に一言ずつ、
日頃のお子様のご様子などお話いただけたら、
と考えています。

あ、堅苦しい感じは私も苦手なので、
気楽にお考えいただいたら構いませんよ。笑。

ピアノとお子様に関するお話、皆さんで共有しませんか。



写真は自宅に咲いたラベンダー。
満開です!

今が一年で一番過ごしやすい季節ですね。








2014年5月8日木曜日

サマーコンサートに向けて始動♪

皆様ゴールデンウイークは楽しく過ごされたことと思います。

レッスンは通常通り行なっていたのですが、
日頃お会いする機会の少ないお父様方がレッスンに付き添って下さったり、
送り迎えに来て下さいました。
お目にかかれて嬉しかったです。
ありがとうございました。


さて、今年も7月の土曜日に自宅にてサマーコンサートを開催いたします。

今回は更に少人数制にして、
生徒さんのご家族に、
ゆとりを持って演奏をお聴きいただける空間・時間を作りたいと考えています。

日程はほぼ決定しましたので、
近いうちにメールにて保護者の皆様にお知らせいたします。

お母様はもちろん、お父様方のご来場も心からお待ちしております。

楽しいひとときを作りあげることができるように、
少しずつ準備を進めてまいります。



写真はゴールデンウィーク中に植えた野菜の苗。
ミニトマト、キュウリ、ナス、ズッキーニ、コーン、オクラ、枝豆。

息子たちにせがまれ、せっせと畑を耕しました。笑。





2014年5月5日月曜日

友人からのメッセージ♪
















こどもの日ですね。
写真は次男が幼稚園で作ってきた鯉のぼり。


「一音の響きを大切にしたい、
そこに焦点を当てた指導を導入から大切にしていきたい」
という話をブログに書いています。
http://pianist-sakura.blogspot.jp/2014/03/blog-post_30.html

建築のデザインをしている友人が記事を読んでくれ、
「これは建築の世界にも、
また、スポーツとかいろんな世界に共通して言えることなんだよね。
ベーシックはとても大切。」
といったメッセージをくれました。

異なる分野の方からこうしてメッセージをいただけるのは本当に励みになり、
紆余曲折しながらも私が今もなお、探り続けている「ピアノ」の世界を
もっともっと知りたいな、わかるようになりたいな、
と、更に気持ちが動くきっかけになりました。

そうそう、その方は大学時代の部活の先輩。
私、他の大学のラグビー部のマネージャーしてたんです。

そこでの出会いや思い出は私にとって、
なくてはならない宝物です。

今は皆、それぞれの分野で頑張っていて、
その姿も今の私の大きな原動力になっています。



2014年5月1日木曜日

今の私にできること♪

ピアノ教室をしていることで私ができることってピアノを指導することだけじゃないんだ、
と感じています。

ここ1年あまり、お母様方が子育てに関する悩みをメールで知らせてくださったり、
レッスンの際にお話に来てくださることがとても増えました。

真剣に我が子と向き合っているがゆえに本当に苦しかったりすることが、
どこのご家庭にもあるのだ、という事実。
そしてそれをどこにぶつけたらよいのかわからずに一人で悩んでいることが
とても多いのではないかなって気づきました。

私は今はまだ5歳と3歳の息子の母親でしかないから、
小学生以上のお母様のお話は自分のこども時代を思い返してみたり
想像することでしか考えていくことができない部分もあるけれど、
それでもお母様方に
先生にメールいただいて気持ちが軽くなりました」とか、
今日直接お話できてよかったです」などと言っていただけると、
とても嬉しいです。


写真は大学の入学祝いの一つに母がプレゼントしてくれたブラウス

私の場合、第一志望学科に行けなかったから入学式の日から毎日、
気持ちが本当に沈んでいました。

でも「このブラウス着て、大学に通わせてもらってよかった!」って
今日、衣替えしていてこれを見つけたとき、本心で思いました。

過去に母親との関わりの中で相当の葛藤があったけれど、
母は母なりに愛情もって私を一生懸命育ててくれたんだな~って。


それにしても、今の私にはもう花柄ブラウスは似合わないかな。。笑。